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クラウド、オンプレミス、どう違う?どう選ぶ?
更新日:5月9日
2020年8月6日公開 2021年9月14日更新
BAISOKUです。 「クラウド」と「オンプレミス」。 システム導入を検討される際に、経営者やIT(システム)担当者の頭を悩ますのは クラウドか、オンプレミス(自社独自のシステム)にするか?ということ。
では、2つの違いとは何でしょうか? ◇
|自社内にサーバーを持つか持たないか?

クラウドとは:cloud
クラウド(cloud)の直訳は”雲”。 ネットワーク構成図を作成する際、インターネットという目に見えないものを図にする際、雲の絵が描かれていたのが語源のようです。
自社でサーバー機器を所有せずに、インターネットを介しデータセンター(外部のサーバー)に接続し、ITインフラ、またはソフトウェアを利用する形態です。
ちなみに、資金を集めるクラウドファンディングのクラウド(crowd)は群衆の意味なので、クラウドERPのそれとは意味が違います。

オンプレミスとは:on premises
premisesは一般的に、「建物」「構内」「店内」の意味合いですが、これを当てはめると、
・サーバー
・ネットワーク
・ソフトウェア
などを自社内で用意・設置し、運用する形態。クラウドの出現前までは企業のシステムは、一般的にこの形態でした。

●クラウド型… 導入までの期間は、比較短いことが特徴です。製品によっては契約後にすぐに利用開始できる場合もあります。 ●オンプレミス型… 導入までには、数ヶ月以上を要するため、比較的導入まで時間がかかると言えます。具体的には、細部にわたる仕様設計のための要件定義作成、ソフトウェアのインストール作業、新規ハードウェアの調達、設置場所の手配、ネットワーク接続などの作業が必要です。

●クラウド型… 導入までの開発費用は無料。初期費用も一般的には無料なため、低コストでスタートできます。ただし、ユーザー単位、契約月間などの従量課金制なので、月額費用が発生します。長期間使用の場合、または使用人数が増えると高コストになることもあります。 ●オンプレミス型… 開発費用に加え、サーバーやソフトウェアライセンス、ネットワーク機器の購入など初期費用が高額になります。ただし、月額の固定費は発生しないため、長期間使用の場合、総所有コストを低く抑えられることもあります。

●クラウド型… 基本的には個別の要望に応じたカスタマイズはできない場合が多いです。 ●オンプレミス型… 自社の要望に合わせて自由にカスタマイズでき、既存システムとの統合も可能です。ただし導入効果の有無を社内で検討しないとカスタマイズ費用と運用費用の両方が高額になります。

●クラウド型… サービス提供会社をしっかり選定すれば基本的には安全。ただし、情報を社外サーバに保管すること、データ送受信がネット経由であることなどが自社のセキュリティポリシーに合致しない場合もあります。 ●オンプレミス型… 自社内だけのネットワーク環境下でシステム構築・運用できるため比較的リスクは低いと言えます。

●クラウド型… 管理費は不要だが、提供されるサービスに運用を合わせる必要があります。その分、システムや保守体制を自社で保有する必要はなく、サー
バメンテナンスやソフトウェアのバージョンアップ、障害対応などもサービス提供者が実施します。 ●オンプレミス型… ハードウェアのメンテナンス、OSやソフトウェアのアップデート、データバックアップ等、専任のシステム管理者が必要なため人件費がかかります。 ◇
クラウド型、オンプレミス型、それぞれの特徴から、ミッションクリティカルな基幹業務系は、自社にカスタマイズされた品質で運用できるオンプレミスで、逆に企業側が汎用形に合わせても問題なさそうな業務システムはクラウドに…という使い分けをしている企業も多くいらっしゃいます。
しかし、この場合でも、各々のシステム管理は誰がするのか?という運用および管理コストの問題が出てきそうです。
|【BAISOKU-ERP】は、ハイブリット型システム開発
BAISOKUが推奨するのが、クラウド、オンプレミス、両者のいいとこ取りをしたハイブリット型のシステム開発。2001年の創業以来、当社がとってきたスタイルですので、クラウドか、オンプレミスか、でお悩みの企業様には、ぜひ選択肢の一つに入れていただきたいので、ご説明します。

目的とご要望をヒアリングし、約2週間ほどで「試作システム」をご提案します。オンプレミス型のシステムと比較しても時間的に1/3程度。 実際に現場で「試作」システムをご使用いただきながら、何度でも修正できるため、 使う人の立場に立った、1社1社の業務の実態に即したシステムです。

資産としてのサーバーやネットワーク機器は持たずに、24時間365日監視され、セキュリティ環境の整ったデータセンターの専用サーバーを利用するため、ハードウェアの初期費用の負担がありません。

運用コスト、管理コストについては、月額固定の運用費用のなかですべてBAISOKUが対応するため、必要最低限のコストでシステムを運用することができます。

顧客ごとの専用サーバーを利用するため、セキュリティも万全で、他社システムとの相乗りがないためパフォーマンスも高いのです。
|【BAISOKU-ERP】最大の特徴は「柔軟なカスタマイズ」

システムは実際に使い始めてからご要望が出るもの。また、システムの目的や使われ方も時間とともに、変わっていくのが自然です。 BAISOKUでは、「お客様の利益をアップするシステムづくり」の観点から、 変化・進化に柔軟に対応できるシステムづくり を掲げておりますので、常に、業務に合わせた、最適な仕組みとして システムを保つことが可能です。
クラウドか?オンプレミスか?迷ったら、ひとまずBAISOKUへ! ◇
BAISOKUは、中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する会社です。
ピンチをチャンスに! そうはいっても何から考えればよいのだろう・・・
という方もどうぞお気軽にBAISOKUへご相談ください。
お電話 03-6907-3904 でも承ります。
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