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「受注が1.5倍になっても人手を増やさずやりきれました」
 ~ 産業機械メーカーM社様

産業機械メーカーM社様の背景

M社春日部工場様は、1962年の創業以来、半世紀以上にわたり建設関連業界の一翼を担い、社会資本整備実現を理念に地歩を固めてきた老舗企業です。現在国内の市場では50%強のシェアを誇り、北米、欧州でも高いシェアを有しています。

 

主要な加工部門にはロボットを採用。優れた稼働率とともに、高レベルでの品質の安定化をバックアップ。また、いち早くISO9001とISO14001を取得。製品の品質改善にも力を入れています。

そうした中、新たに業務全体をシームレスにつなぐ統合基幹システムを構築。これまで縦割りで管理していたデータを一元管理することで、バックオフィスの業務と生産現場の業務効率を大幅に向上。適正発注、適正在庫によりさらなる利益アップを実現しています。                

ITシステム化 以前の課題

課題

●受発注用のITツール(Access)をつくった担当者が退職の際、引き継ぎがうまくできずに、使いつづけることができなくなった

●しばらくは、Excelで代用していたが、ファイルの共有・管理ができず、結果的に担当者個人個人が仕事を抱えることに

●市販の汎用パッケージソフトを導入したが、自社の業務をITシステム化することはできないことが判明

●何社かにITシステム開発の見積りを依頼したところ、3~5千万円の開発費、しかも半年~1年かかる


ということで、業務全体の生産性を向上させるには:

「自社のやり方に合う」「誰でも使える」「予算に合う」システム が必要でした。

具体的な効果、実現したこと

施策

受発注業務は概ね以下の流れになっています。
① 受注 → 出荷 → 請求 → 売上
➁ 発注 → 仕入 → 支払
➂ 粗利 = 売上 - 支払
この一つ一つをIT化することで業務をシームレスにつなぎました。

産業機械メーカーM社様

効果

●具体的な効果の例(1)「受発注業務」
Before:
・受注情報は紙やFAXで配布。変更の度に周知徹底がたいへん
・発注作業は担当者が各々個別に発注するため、月末に請求書が締まるまで、
 その月の仕入高が不明
・部署ごとに、ダブって発注することも・・・。

After:
・ITシステム上に公開。リアルタイムで情報を共有できるように
・発注はITシステムから、に統一。仕入もシステムに入力することで

 日次決算が可能に。
発注量の見える化で発注忘れを防止。適正発注ができるようになった



●具体的な効果の例(2)「公開機能」
Before:
・仕入先様・配送業者などに生産計画表や出荷報告をFAXや紙で配布していた
・とくに出荷報告は配送業者に機体チェックシートを配布し、記入してもらい、
 再度入力するという煩雑な作業が生じていた
・上記作業の専任の担当者が休めなかった

After:
・システム上に、関係業者様が閲覧できるページを用意。IDを配布して、
 リアルタイムで情報を共有できるように

・機体チェックシートの発行も自動化し、誰でもできるように
・「いつ」「誰が」「どの機体」の管理が簡単にできるようになった


 

●具体的な効果の例(3)「在庫管理機能」
Before:
・月の受注数に波があり、適正在庫数の把握が困難
・常に余裕のある発注をするため過剰在庫を抱えてしまう
・発注担当者しか納品予定日がわからない(現場はそのつど確認)

After:
・部品点数が多いため、全製品をBOM(部品表)化
・生産計画に対し、3カ月先まで各部品の月ごとの必要数を把握することが可能に
・システム上に納品予定日がすぐに反映されるため、現場からの確認作業もスムーズに

 

<アンケート(自由記述より)>

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●M社Y様 コメント:実感として、作業のための作業がなくなり、時間内に仕事を終えることができようになりました。休暇を取る余裕も出てきています。

●M社工場長様 コメント:計画的な生産が可能となり、売上も順調に伸ばせています。効率化も進んでいる中課題として残ったのが、残業手当のための残業でした。これを減らす意味でも、従業員の給与アップを実施したところ、その効果として不要な残業はなくなりました。

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